旧農機具倉庫を快適な二世帯住宅に再生 / 素材で彩る温もり

民家のリノベーションを行いました。
元々1階は農機具の倉庫として使われていた建物を、赤ちゃんが生まれた娘さんご夫婦との二世帯住宅へと改装したい、というご依頼でした。
味わいのあるジョリパッド仕上げ
倉庫だったため、まずは壁をすべて剥がし、断熱材を入れ直して一から壁を施工。外構壁も新たに作り、味わいのあるジョリパッド仕上げを施しました。外壁はスタッコ仕上げのモルタルで、オフホワイトの柔らかくも洗練された印象に。
土間部分にはカラフルな小石をあしらい、どの時代にも愛されるような可愛らしい雰囲気に仕上げました。
広々としたリビングダイニングキッチン
室内は広々としたリビングダイニングキッチンへと生まれ変わり、畳の小上がりスペースは、家事をしながら赤ちゃんの様子を見守れるように設計。
お子様が成長してからも、遊び場や昼寝、ちょっとした休憩スペースとして活躍しそうです。
キッチン収納や棚などの家具は、木目の美しいタモ材を使用して造作。
ホワイトとタモ材の組み合わせで清潔感
洗面所やお手洗いも、ホワイトとタモ材の組み合わせで清潔感と温かみのある空間に仕上がっています。
「避暑地のホテル」のような空間
廊下から寝室にかけては白を基調とし、「避暑地のホテル」のような雰囲気を演出。爽やかな朝を迎えられそうな、明るく落ち着いた空間にデザインしました。
リビングからつながるウッドデッキを新設
また、もともとなかったお庭スペースには、リビングからつながるウッドデッキを新設。
昼間は風を感じながら読書やティータイムを、夜は夫婦でデート気分が味わえる特別空間に。夜の雰囲気もグッと素敵になりました。
タモ材のオリジナル造作家具が印象的な、洗練されつつも柔らかさを感じられる住まいが完成しました。
民家リノベーション後